生前の思い出や恩があっての死者への敬意

ネタバレ書籍紹介
binary comment

お盆迎えに、実家の家族とお墓参りをしてきました。

父が、たまにはスーパーのではなく花屋の花がいいというので、近所でも良い物が手ごろな価格の花屋さんで前日の夕方購入しました。

書き入れ時のせいでしょう、いつもより待ち時間が多く花も少なくグッと高額でした。

実家のお墓は、主な墓石とは別に水子供養と戦死者のお墓があるので、仏花が3対必要で花だけでも結構な出費。

当日花を買ってから、実家へ向かうとなると午前中にお盆迎えをしておきたい地域としては時間が厳しい。

その為前日の夕方花を買って、水を入れたバケツに浸けておいたのですが、

夫が、子ども二人と隣家と一緒にした花火の火消し用にバケツを使う為、花を出して放置。

花火が終わったら、すぐに戻せば問題無いと思ったようですが、私が就寝時に気づかなければ恐らく翌朝持って行くまで忘れていました。

生花に関心が無いにしても、さすがに真夏に水無しで一晩放置でいいとは思わないはずなので、きっと自分の親の墓参り、もしくは自分が購入した仏花だったら忘れなかったはずです。

所詮、義母なんて”義理”がつく時点で思い出も思い入れも自分の親とは段違いなのは重々承知ですが、そこまであからさまに差を付けられて怒りを覚えました。

乗り合わせの都合で、夫側のお墓は夫一人が義実家へ行って盆迎えをすることになりましたが、

仏前の菓子は昨日さっくり夫が自分で買いに行き、玄関に置いてありました。

そう、私自身もまた

自分の先祖と、夫の先祖とでは思い入れが雲泥の差です。

それは、まぁ仕方のないことです。

人間ですから、

生前の思い出や恩があっての死者への敬意

です。


亡くなる前や後のスピリチュアルな事が書かれているのかと勝手に勘違いしていました。

どちらかというと、身近な人が亡くなった直後の手続きだったり、火葬や葬儀でこんな人やこんなパターンがありましたよというのが書かれている経験談。

でも、いつどんな人が読んでも勉強にはなるはず。

葬儀なんて、宗派や会場や規模、地域ごとに違って何度経験しても慣れるってことは無いですから。

コメント

タイトルとURLをコピーしました