のうのうと生きている私は薄情だ

母を想う

母が亡くなって、もうすぐ2年半。

今でも、毎日母を思い出すし、会いたさは募っていくだけだけれど、

母を思い出す時、胸の苦しさや痛いような悲しみはだいぶ緩和されてきたように感じる。

でも、それがまた悲しい。

あんなに、愛してもらったのに。

あんなに、好きだったのに。

あんなに、いろいろしてもらったのに。

もっと、生きてほしかった。

もっと、生かせてあげたかった。

ペットが亡くなって ロスになり、鬱病を発症する人がいる。

ペットは、家族と言うけれど、でもやっぱりペットはペットじゃない。

母を亡くしても、鬱病にもならずのうのうと生きている私は薄情だ。

「お母さん、産んでくれてありがとう」なんて面と向かって言えたことは一度も無かった。

部活動を引退した時、学校を卒業した時、家を出た時、結婚した時、出産した時、里帰りから帰る日…

言う機会は何度もあったのに、

お母さん、ごめんね。

お母さん、ありがとう。

ずっとずっと大好きだよ。

今の母が、幸せでありますように。

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