ずいぶん前から、母は父から「いびき、途中で止まってることあるぞ」と言われていた。
けれど、親戚(母の叔母)で母よりももっとずっと酷いいびきにも関わらず、90歳を超えてもまだ健在の人もいるし、恐らく誰も深刻に受け止めていなかった。
睡眠時無呼吸症候群
もっとよく知る!病気ガイド
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に何度も呼吸が止まる病気です。医学的には、10秒以上息が止まる状態を無呼吸といい、平均して1時間に5回以上、睡眠中に無呼吸が見られる場合はこの疾患と診断されます。
24時間ホルター心電図を受けた検査結果は母しか聞いてないが、手術も必要ないと言われたそうだし、無呼吸症候群の症状が出なかったか、出ても問題にならない程度だったはずだ。
睡眠時無呼吸症候群のある人は次に挙げる症状を併せ持っている可能性が高いと考えられています。いずれも動脈硬化の悪化に繋がる要素であるため、注意が必要です。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は死亡に繋がることもある。生存率は?
- 肥満
- 高血圧
- 糖尿病
- 慢性的なストレス
上記の症状の人に多いといっても、
肥満や糖尿病ではなかった。
高血圧ではあったけれど、母より高血圧でも長生きの人はたくさんいる。
ストレスは、農家に嫁いでから長年の義両親との同居は相当なものだっただろうけれど、それが病気の原因かというと疑問。
この病気は治療によって劇的に改善することが多く、周りの人にいびきや無呼吸を指摘されたら早めに専門医療機関を受診することをおすすめします。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は死亡に繋がることもある。生存率は?
と、あるように
睡眠時無呼吸症候群の治療をしてもらっていたらー
心臓の手術をしてもらっていたらー
まだ、母は生きていただろうか。
夜間の突然死
睡眠時無呼吸症候群の人は、健康な人に比べて夜間の突然死発生率が2.6倍ともいわれています。夜間の突然死の原因の半数は急性心筋梗塞ですが、持病や合併症がない人でも突然死に至る可能性はゼロではありません。
https://www.matsuzawa-sas.com/archives/1027
重度の睡眠時無呼吸症候群の場合、無呼吸状態になることで血液中の酸素濃度が大幅に低下します。これによって意識を失い、眠ったまま死に至る場合もあるのです。
母は、就寝中に意識を失い、苦しまずに亡くなったのではないかということが、
私たち遺族にとって唯一の慰め。
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