心臓突然死で、ある日急に朝を迎えることなく布団に入ったまま亡くなっていた母。
母が亡くなってから、(事故も含めて)突然家族を亡くした人の本やブログを見るようになった。
死後の世界について触れられているものも多く知識は増えた。
けれど、死後については宗教によって違うし、宗派によってもバラバラ。
同じ宗派でも、人(お坊さん)によって違ったりする。
束の間あの世の地を踏んだり彷徨った人はいても、あの世で何年も過ごしてから、この世へ帰還した人はいないので、正解は誰も知らないから仕方がない。
でも、どうやら自分のお葬式まではこの世にいられる説が濃厚かと。
お葬式までは、霊を強く感じたり見える人が多い印象。
母方の祖母が亡くなった時、火葬場へ向う霊柩車の中で、信号待ちで車は停止しているのに棺がカタカタ鳴っていたらしい。
運転手曰く、
”この世に未練ややり残したことがあると、こういうことがあるようです。まぁ珍しいですけど”
だそうです。
この世への未練なら、母の方が全然あったと思うけれど…
自分のお葬式を見た母は、何を思っただろう。
取り乱して、同じく心臓突然死だった母方の祖母(母にとっては父)に叱られただろうか。
もう、母が帰ってくることは無いのに、
生きて母に会える日は二度と無いのに。
母が亡くなってしまったことはとっくに理解したはずなのに、ふと気を抜くといまだに思う。
そういえば、母に会ってないなぁ。会いに行こうかな
って。
あんなに元気だったのに。今どこにいるんだろう?
何をしてるんだろう
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