母が亡くなって、もうすぐ4年。
先日、納戸の片づけをしていたら、古新聞が出てきた。

2020年2月。
母が亡くなる、1年前の新聞。
もしも、この日に戻れたらまだ母に会えるんだなぁ。
母が買ってくれた子どものおもちゃや、洋服、実家で母が使っていた調理用品、日が経つにつれて成長がサイズを超えて、劣化して、壊れて…母の面影・生きた証 がどんどん減っていく。
子どもの昔話を思い出す時、出生や七五三などの節目はもちろん、日常的に我が家へ遊びに来てたので、母もセットで思い出す。
でも、これからの子どもの成長の思い出に、当然母は居ない。
子どもの写真や動画に、母も一緒に写しておけばよかった。
そうすれば、せめて写真では会えたのに。
まさか、突然亡くなるなんて考えもしないから。
突然亡くなると、亡くした実感もなんとなく薄い。
ただ、寂しさだけが募っていく。
コメント
初めてまして、りょんみと申します。ハハハナさんのブログを拝見させて頂いております。
私も母を昨年の10月末に心臓突然死で亡くしました。暫く何もする気が起きず、実感が湧かず、今もまだ想い出しては涙する日々です。グレー色の世界に取り残された様で、楽しい事を心から楽しいと思えない感じがしています。
私も子供がいて、色々と相談に乗ってもらうのはいつも母でした。余り頻繁には会えなかったのですが、心の支えでした。周りには母よりもうんと歳上の方が、生きているのに何故なのかと自分勝手な考えが湧いてしまい自己嫌悪になっています。 まだ活字を読む事が積極的に出来ない状態ではありますが、ハハハナさんに勝手に共感してしまいコメントさせて頂きました。
私の様な方もいらっしゃって一人ではないと思いました。ありがとうございます。
りょんみさん、コメントどうもありがとうございます。
まだ、お母さまを亡くされて半年ですね。
半年は、まだまだ本当に辛いですよ。
私は、半年経つまで体中が緊張しているような痛みがあり、心臓は常にバクバクし、朝まで通して眠ることができず喉に ずっと何かがつかえているような不快感がありました。
1年ほど不調ではありましたが、体調は徐々に回復していきました。
私も、藁にも縋る思いでいろいろなブログや書籍を読みました。
これさえ読めば、聞けばという本や曲があれば紹介したいですが、悲しみを癒す特効薬は見つかりませんでした。
結局は、時間の経過が一番大きかったように思います。
呼吸を深くゆっくり、息を吐いたら吸うことを意識します。
過呼吸になりそうになったらすぐに故人のことを考えるのを一旦止めましょう。
1日1日、その繰り返しです。
決して、一人ではないですよ。
私にできたから、りょんみさんもできます。大丈夫。