いまだに思う『あの時ああしてあげていたら』

母を想う
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この方、まだ30歳でお母さまを亡くされてしまったんですね。

私の母は、私が39歳の時 亡くなりました。

職場や身近には、一回りも二回りも年上で両親ともに健在って方ばかり。

私かわいそう、父や叔父・妹をかわいそうと思ったり、なんで母だったんだろうと思う日々ですが、私よりも若く母を亡くされる人も当然いますよね。

母は、亡くなる2週間ほど前から風邪のような症状がありました。
喉の痛み、空咳、腰痛、倦怠感がひどかったようです。

毎週、休みの日には決まって我が家へ来て孫との交流を楽しみにしてくれていましたが、まだ咳が出て怠いと言って2週間会えていませんでした。

地元の内科へ二度通院しても病状が変わらず、妹が隣町の耳鼻科へ連れて行きました。

どちらも、咳止めと鼻炎薬を処方されたそうです。

持病で不整脈があり心臓外科を定期的に受診していたので、今思えば心臓になんらかの異常があったんだと、なんで心臓外科を受診させなかったのかと悔やまれて仕方ありません。

何がいけなかったんだろう、どうすればよかったんだろう。

大切な人を突然失った遺族が、誰しも抱く当然の感情でしょう。

あの世があるとすれば、今ごろ母本人が一番思っているかもしれませんが。

もし、亡くなる前の週、「咳が出なくなったらまた会いに行くからね」と母に一目だけ会ったあの時、

若しくは、体調がすぐれず職場で一時休憩を取ってから帰ってきた亡くなる前日、

専門医に診てもらっていたとしても、結果は同じだったかもしれない。

あの日、突然亡くなるのが母の運命だったんだ。

と、そう思うほかない。

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