この時はまだ生きてたんだなぁ

母を想う

母が亡くなって、もうすぐ4年。

先日、納戸の片づけをしていたら、古新聞が出てきた。

2020年2月。

母が亡くなる、1年前の新聞。

もしも、この日に戻れたらまだ母に会えるんだなぁ。

母が買ってくれた子どものおもちゃや、洋服、実家で母が使っていた調理用品、日が経つにつれて成長がサイズを超えて、劣化して、壊れて…母の面影・生きた証 がどんどん減っていく。

子どもの昔話を思い出す時、出生や七五三などの節目はもちろん、日常的に我が家へ遊びに来てたので割と母もセットで思い出す。

でも、これからの子どもの成長の思い出に、当然母は居ない。

子どもの写真や動画に、母も一緒に写しておけばよかった。

そうすれば、せめて写真では会えたのに。

まさか、突然亡くなるなんて思ってもみないから。

突然亡くなると、亡くした実感もなんとなく薄い。

ただ、寂しさだけが募っていく。

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